シラセ@ブログ

元博士課程大学院生、今は新米社会人です。自立した研究者への転身を目指しています。大学院生の頃のことや、日々の生活で調べて見たこと・考えたことを書いていきます。


忙しい大学院生のためのTOEIC対策法

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就職活動などで必要になるTOEICの試験、なるべく楽して良い点数が取れるに越したことはありません。 この記事では、自分の経験を元に、研究に忙しい大学院生のTOEIC対策法を紹介します。

TOEICは続けて受験すると点数が上がる

まずは私の経験を書きたいと思います。

私は就職活動を始める前、5年ぶりくらいにTOEICを受験しました。この時は自信がなかったため3回連続で受験しましたが、試験と試験の間は特に何も英語の勉強はしませんでした。

ところが、この時の点数の推移は、690→785→835 と、予想をはるかに上回る結果となりました。

このことは、TOEICは「続けて受ければ点数が上がる」ことを示唆していると言えます。

(注:その後で受験した時は850でした。が、そろそろ頭打ちのようです)

TOEICの対策は、英語力と試験慣れの両面で行う

上記の結果の推移から言えることは、TOEICの点数には続けて受験することによる試験慣れの面が大きく反映されているということです。

言い換えるならば、TOEICスコア=実際の英語力×試験慣れ。

したがってTOEICの試験対策は、変に始めからパートごとにポイントを絞るよりも、上記のそれぞれをバランスよく行うのが良いと言えます。

英語力の方は普段からしっかり論文を読むこと

研究の過程で先行研究や他の研究手法を調べるために論文を読む機会が多くあると思います。これを日々続けているならば、TOEICの個々のパートにポイントを絞った対策は差し当たって必要ないでしょう。

TOEICの目的は主にビジネス英語の能力を測ることなので、比較的カッチリした英文が多く出てきます。したがって、論文をある程度ザーッと文章の頭から読めるようになっていれば、そのままある程度の英語力対策になると言えます。

試験慣れのためには、公式問題集が最良の選択肢

試験慣れのための対策は、公式問題集が最善の選択肢だと思います。

これを実際の試験と同じ時間制限で解いた後で採点し、解説を見るだけで良いでしょう。

実際の試験よりも少し難易度が高めに設定されていますので、これで少々低い点数が出ても落ち込む必要はありません。

最後に

企業に入社した後も、TOEICの点数が昇進に必要な会社は多いようです*1

学生のうちに試験の形式にも慣れた上で高い点数が取れれば、入った後で一つ余分な苦労をしなくてすみます。

肩肘張らずに数打って当てるつもりで受験して、良い点が取れたらその後はTOEICに使う時間は研究や趣味に充てましょう。健闘を祈ります。

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*1:ただし、日系企業の場合は決して高い点数ではない